アニメと配信ガイドを書いている、ただのファンです。
2026年春、あの『LIAR GAME』がついにアニメ化と聞いて、原作勢としてはちょっと震えました。
放送開始から約1か月、国内外のSNSで話題が広がっており、海外メディアでは「Squid Gameより知的」と注目されています。
この記事では、配信先・評判・ドラマ版との違い・海外の反応・原作のどこまで・続編漫画まで、ぶっちゃけ目線で全部まとめます。
この記事でわかること

- 2026年4月から放送・配信中(全24話・2クール連続・休止なし)
- 配信は ABEMA・U-NEXT・Amazon Prime Video・dアニメストア・DMM TV・Hulu・Lemino で視聴可能
- 原作勢/ドラマ勢/初見で評価がきれいに分かれる作品
- 海外では「Squid Gameより心理戦が知的」と評され再評価ブームが進行中
- 続編漫画『LIAR GAME The Last Game』も同時連載中(2026年2月〜)
- 原作は全19巻完結。アニメは何巻まで進んだかも一気に整理
『LIAR GAME』ってどんな話?

原作は甲斐谷忍さんの心理戦漫画(週刊ヤングジャンプ・2005〜2015連載・全19巻完結)。
お人好しの女子大生・神崎直(かんざきなお)が、ある日1億円の現金が届いた箱を開けたことから「LIAR GAMEトーナメント」という命がけの騙し合いに巻き込まれていく──。
絶望した彼女が頼ったのは、元天才詐欺師・秋山深一。
テーマは「人を信じることは、弱さか強さか」。バトルじゃなく『騙し合い』なのに、なぜか引き込まれる名作です。

個人的には、「正直さって武器にも弱点にもなる」というテーマが今の時代にやけに沁みる作品だと思います。ただの頭脳戦じゃないんですよね。
2026年版アニメの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初回放送日 | 2026年4月7日(毎週月曜深夜24:00/テレ東系) |
| 話数 | 全24話(2クール連続放送・休止なし) |
| 制作 | マッドハウス(葬送のフリーレン/チ。/デスノート) |
| 総監督 | 佐藤雄三(カイジ/アカギ/ワンナウツ) |
| 監督 | 河野浅美 |
| シリーズ構成・脚本 | 浦畑達彦 |
| キャラクターデザイン | 土屋圭 |
| 音楽 | 菅野祐悟 |
| 主題歌 | OP:ヨルシカ「あぶく」/ED:Lucky Kilimanjaro「朝日」 |
| 原作 | 甲斐谷忍『LIAR GAME』(週刊ヤングジャンプ/全19巻完結) |
公式PVと OP「あぶく」
マッドハウスの作画と、ヨルシカ「あぶく」のヒリヒリ感が合いすぎていてズルい。
OPだけ流して作業BGMにしてる人、結構いそうです。
主要キャストと声優をチェック


声優キャスティングは原作勢から「ハマっている」と高評価。
特に秋山役の大塚剛央さんは、知略系キャラの低音ボイスが期待通り。神崎直役の仁見紗綾さんも「無垢で素直な声」がぴったりです。
| キャラ | 声優 | 主な代表作 |
|---|---|---|
| 神崎直(かんざきなお) | 仁見紗綾 | 新人寄りキャスト・本作でメインヒロイン抜擢 |
| 秋山深一(あきやましんいち) | 大塚剛央 | 『【推しの子】』アクア/『マッシュル』マッシュ |
| フクナガユウジ | 大地葉 | 『鬼滅の刃』堕姫/『プリンセスコネクト!Re:Dive』ペコリーヌ |
| 藤沢和夫 | 飛田展男 | 『機動戦士Zガンダム』カミーユ/『進撃の巨人』ピクシス |
なぜ今、また話題なのか


「20年前の漫画が、なぜ今アニメ化?」──正直、最初は自分もそう思いました。
でも、ふたを開けてみると話題になる材料がそろいすぎているんです。
- Squid Gameブームで「心理ゲーム系コンテンツ」の世界需要が急増し、LIAR GAMEが”元ネタ”として海外で再評価されたことがアニメ化の追い風に
- 原作20周年(2025年)という節目×続編漫画同時連載という話題の重なりで、出版社側にも記念プロジェクトとしての動機が生まれた
- マッドハウス+菅野祐悟+ヨルシカという布陣の発表が原作ファンの期待を急上昇させ、話題が加速した



「20年前の漫画が、Squid Gameブーム経由で海外に逆輸入されてる」状況、ちょっと胸アツです。原作勢としては「今頃気づいたか…」とニヤついてる感じ。
続編漫画『LIAR GAME The Last Game』も同時進行中
意外と知られていませんが、原作完結から11年後の2026年2月25日、続編『LIAR GAME The Last Game』が集英社のWeb漫画誌『グランドジャンプむちゃ』2026年3/30号で短期集中連載開始しました。
アニメ化と完全シンクロでの新作展開で、原作勢の間でも「20年越しの新作が読める日が来るとは」と感慨深い声が多いです。
ドラマ版(松田翔太版)とアニメ版、何が違う?


『LIAR GAME』は2007年・2009年・2010年(映画版)に松田翔太×戸田恵梨香の実写ドラマ化で大ヒットしました。
その記憶を持ったまま2026年版アニメを見ると、キャラクターの解釈や演出があまりにも違うことに驚く人が多発しています。
下の表で、ドラマ版とアニメ版(=原作準拠)の主要な違いを整理しました。
| 比較項目 | ドラマ版(2007〜2010) | アニメ版(2026・原作準拠) |
|---|---|---|
| 神崎直 | 戸田恵梨香(清楚系女子大生) | 仁見紗綾(声優・原作の素朴さ重視) |
| 秋山深一 | 松田翔太(クール・スタイリッシュ) | 大塚剛央(低音・理詰めの声優演技) |
| 音楽 | 中田ヤスタカ(POLYSICS)テクノ系 | 菅野祐悟・サスペンス交響楽寄り |
| 映像トーン | ハイテンション・派手な演出 | 静的・心理的緊張感重視 |
| 原作再現度 | キャラ改変が多い | 原作にかなり忠実 |
ドラマ版は、中田ヤスタカ(PerfumeのプロデューサーやCAPSULEで知られる人)のテクノ系BGMと松田翔太のスタイリッシュな立ち姿で、「お洒落な心理戦サスペンス」というイメージを作りました。
アニメ版は菅野祐悟(『進撃の巨人』『機動戦士ガンダム ジ・オリジン』)のサスペンス交響楽寄りのスコアで、より「重く・知的に」攻めています。
結局のところ、どちらが正解という話ではなく、「同じ原作からの解釈違い」が楽しめる稀有な作品です。
評判ざっくり 3 視点(原作勢/ドラマ勢/初見)
レビューサイトの数値は、Filmarks 3.3点(378件)/IMDB 7.2/MAL 6.62/ANNコミュニティ 3.8/5(2026年5月時点)。
「中間〜やや高め」ですが、層によって評価がきれいに分かれる作品なので、内訳を見るほうが参考になります。
| 視聴者層 | 評価される点 | 引っかかる点 | 合う/合わない |
|---|---|---|---|
| 原作勢 | 原作再現の安心感・声優ハマり | 映像演出の地味さ | 合う |
| ドラマ勢 | 新解釈としてのキャラ・音楽 | 松田翔太版・中田ヤスタカ音楽との差 | 別物と割り切れれば合う |
| 初見(アニメから) | テーマの普遍性・ルール解説の丁寧さ | 序盤のテンポ・ナオへの感情移入 | 4〜5話まで見て判断 |
| 海外勢 | 心理戦の知的さ・Squid Game文脈 | 説明量の多さ・映像の静的さ | 知的スリラー好きに合う |



ぶっちゃけ ナオの正直さに最初イラっとくるんですよ。でも、それが秋山のキャラを引き立てる装置になっていて、4話以降「ああ、こういうことか」って分かる作りなんです。
国内の声(Filmarks ピックアップ)
Filmarks(3.3点・378件)から、肯定・否定それぞれ代表的な声を抜粋・要約しました。
良い意見
甲斐谷先生の独特な絵柄がアニメで実際に動いているのを見て純粋に感動した。原作ファンとして長年待ち続けた甲斐があった。
Filmarks ★4.1
騙し合いの心理戦がアニメ映えしていて、毎週月曜が楽しみな唯一の作品になっている。30分が本当に短い。
Filmarks ★4.0
声優キャスティングが想像通りで没入感がある。マッドハウスの静的な緊張感演出が原作の雰囲気とぴったり合っている。
Filmarks ★3.8
気になる意見
ヒロインのお人好し設定がもどかしく、序盤は感情移入しにくかった。4話まで持たずに離脱してしまった。
Filmarks ★2.0
ドラマ版の疾走感ある音楽と派手な演出に慣れているせいか、アニメ版は全体的に地味に感じる。別物として見るには時間がかかった。
Filmarks ★2.0
1話で視聴断念。テンポの遅さと説明量の多さについていけなかった。ストーリーは面白いはずなのにもったいない。
Filmarks ★1.5
全サイトを横断すると共通の評価軸が浮かびます。「心理戦の構造は面白い、ただし序盤のテンポとヒロインの造形で離脱者が出やすい」という二項対立です。
4〜5話まで見た人の継続率は高く、「序盤さえ乗り越えれば」という条件付き高評価が最も多いのが実態です。
海外ではどう見られている?


意外な事実から始めます。
海外メディアの多くが、LIAR GAMEを「Squid Gameの元ネタ/思想的先祖」として紹介しているんです。
Squid Game監督のファン・ドンヒョク氏自身が、LIAR GAMEを影響元として公式言及していることが背景にあります(CBR記事)。Crunchyrollでの英語圏配信も2026年4月に開始し、海外コミュニティでは「20年埋もれていた傑作」と歓迎ムードです。
- CBR(Comic Book Resources):「Squid Gameより心理的に洗練されている」と高評価
- Screen Rant:「Spring 2026で最も過小評価されている作品」枠で紹介
- ANN(Anime News Network):コミュニティスコア3.8/5・「理想主義vs利己主義の対比」を評価
- FandomWire:第4話評価7/10「シンプルなゲームを壮大な心理構造に変えた」
- Outlook India:「序盤は緩やかだが、後半に期待」と留保つきで3.25/5
海外の評価軸を見ると、共通して「ヒロインのキャラに引っかかる」けれど「ゲーム構造の知的さは評価する」という傾向。
とくに「序盤の説明的なゲーム展開を、もっと推測の余地を残してほしかった」という Outlook India の指摘は、日本国内の「テンポが遅い」という声と通じるものがあります。
Squid Game ファンに刺さる理由
Squid Game(2021〜)を見て心が抉られた人に、LIAR GAMEは 「次の一冊」 として刺さりやすい構造を持っています。
共通点は 「閉鎖空間でのゲーム」「金銭という人間の弱点」「ルールを逆手に取る論理戦」。
でも違うのは、LIAR GAMEは 暴力に頼らず、純粋な心理戦と詐欺術だけで勝負すること。
「血が苦手だけど Squid Game の構造は好きだった」という人にこそ、ぜひ試してほしい作品です。
なぜこの作品にハマるのか?(個人的な推しポイント4つ)


ここから先は、個人的に「ここが胸アツ」と思うポイントを4つに分けて話します。
4話で離脱しそうな人にこそ、この章を先に読んでほしい。
1. ナオの「バカ正直」は欠点か、最強の信念か
正直、最初は「ナオ、頼むからもっと疑え…!」って思っちゃうんですよ。
Filmarksでも、ヒロイン・ナオの「素直すぎる行動が見ていてもどかしい」「警戒心が足りなくて感情移入できない」という辛辣な感想が少なくありません(要約)。
でも、その正直さがあるからこそ秋山の「読み」が際立つ構造になっていて、見終わるころには「ナオは弱さじゃなく、強さの定義そのものなんだ」って受け取れます。
この「バカ正直=武器」という反転構造こそが、LIAR GAME が他の心理戦作品と違うところ。



原作者・甲斐谷忍さんは2025年8月のANNインタビューで「SNS・AIが蔓延する現代は人を信じることがますます難しくなっている。だからこそ作品のテーマはかつてないほど重要」とコメントしています。20年経って、テーマの方が時代に追いついた感じ。
2. ヨルシカ「あぶく」が刺さりすぎる理由
泡みたいに簡単に消える信頼と、その下にあるルールの冷たさ。
OPの歌詞と映像の温度差が、本編に入る前の完璧な助走になっています。
個人的に、OPだけ毎話飛ばさず見ています。ヨルシカ特有の「言葉の選び方」と LIAR GAME のテーマがここまでハマるとは思いませんでした。
3. マッドハウスの「静的な緊張感」演出
派手な作画バトルではなく、視線・間・声のトーンで魅せる演出。
『チ。』『葬送のフリーレン』を作っているスタジオなので、「静的なシーンの緊張感」を作るのが得意なんです。LIAR GAME と相性が抜群。
「カメラが動かない時間にこそ濃度が上がっていく」演出は、最近のアニメだとあまり見ない仕事です。
4. 「今の時代だからこそ刺さる」という原作者コメント
SNSやAIが日常になった現代は、誰の言葉を信じればいいのか分からなくなった時代。
そんな時代だからこそ、「人を信じることは、強さなのか弱さなのか」という LIAR GAME のテーマが、20年前以上に重みを持つと思っています。
出典:Anime News Network「Shinobu Kaitani Liar Game Manga Gets TV Anime in 2026 at Madhouse」(2025-08-22)の発言要旨。
この一言だけで、なんで今アニメ化なのか全部納得できます。
結論:どこで見れる?


結論から言うと、主要VODほぼすべてで配信中です。
普段使っているサービスにあるなら、まずそこで確認するのが手軽。新規登録なら、無料体験期間と最新話の反映タイミングを比較するのがおすすめです。
- ABEMA 公式サイトで確認
- dアニメストア 公式サイトで確認
- U-NEXT 公式サイトで確認
- DMM TV 公式サイトで確認
- Hulu 公式サイトで確認
- Lemino 公式サイトで確認
- Crunchyroll(海外向け・英語字幕/吹替)
- ※配信状況は変更される場合があります。視聴前に各サービスの公式ページで最新情報を確認してください。
- ※料金・サービス内容は変更になる場合があります。
- Netflix と Disney+ は、リサーチ時点で配信先として確認できていません。
無料で試したい人向け:各VODの無料体験期間まとめ
「とりあえず1話だけ無料で観たい」という人向けに、主要VODの無料体験期間を整理しました。
※2026年5月時点の情報です。最新の条件は各公式サイトで確認してください。
| サービス | 無料体験 | 月額料金 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ABEMA Premium | 2週間 | 1,080円 | 放送と同時に最新話を追いたい人 |
| U-NEXT | 31日間 | 2,189円 | 新作映画や漫画も合わせて楽しみたい人 |
| dアニメストア | 初月無料 | 550円 | アニメだけまとめて見たい・コスパ重視 |
| DMM TV | 30日間 | 550円 | アニメ+特撮を併用したい人 |
| Amazon Prime Video | 30日間 | 600円 | 普段から Amazon を使っている人 |
| Hulu | なし(時期によりキャンペーンあり) | 1,026円 | 海外ドラマと併用したい人 |
| Lemino | 初回31日間 | 990円 | ドコモユーザー・スポーツも見たい人 |



個人的なおすすめは、アニメをコスパよく楽しむなら dアニメストア(550円)。新作映画も併せて見たいなら U-NEXT(31日無料)が強いです。
放送直後の最新話を追いたいなら ABEMA がいちばん早いです。
見る順番(初見はこの 3 ステップ)
初見で「最後まで楽しめるか不安」な人向けに、合うか合わないかの判断目安を 3 ステップで整理しました。
ルール説明と神崎直のキャラクター導入。心理戦の入口として外せません。
心理戦が本格化する節目。ここまで見て合うかどうか判断するのが目安です。
アニメで違和感が残る箇所だけ、原作該当巻を読み返すと再現度が判断しやすいです。
初見の人は、まずアニメだけで判断してから他媒体に進むほうが楽しめると思います。
アニメの続きは原作の何巻から?


「もう続きが気になりすぎる」という人向けに、アニメ各話と原作該当巻の対応関係を整理しました。
放送中につき、目安は随時更新します(2026年5月14日時点)。
| アニメ進行 | 原作の対応範囲 | 主なゲーム |
|---|---|---|
| 1〜3話 | 原作 1巻 | 第1回戦 |
| 4〜6話 | 原作 1〜2巻 | 第2回戦 |
| 7話以降(放送中) | 原作 3巻〜 | 第3回戦 |
| 全24話の到達予測 | 原作 9〜10巻相当 | (詳細は視聴後に) |
原作は全19巻完結。1〜2クールで全話消化するのは難しい分量のため、2期以降のアナウンスも期待できます。気になるゲームの先は、原作の該当巻から読むのが手っ取り早いです。
原作はどこで読める?
電子書籍ストアの多くで配信中。2025年8月の20周年記念セールで 1冊22円・全巻418円 のキャンペーンが行われたことがあり、今後も類似のセールが期待できます。
- ※価格・セール内容は変更になる場合があります。最新情報は各ストアで確認してください。
公式情報リンク
まとめ
- 配信は ABEMA・U-NEXT・dアニメストア等、主要VODほぼすべてで視聴可能
- コスパ重視なら dアニメストア(550円)、最速追いかけなら ABEMA がおすすめ
- 原作は全19巻完結・電子書籍でまとめ買いセールの実績あり
- 続編漫画『LIAR GAME The Last Game』もアニメと並走して連載中
- 序盤のテンポが気になっても、4〜5話まで見れば評価が大きく変わる
「正直であることは、強さか弱さか」── 20年前に問われたテーマが、SNS・AIの時代により鋭く刺さる作品です。
ドラマ版・アニメ版・原作・続編と、同じ物語を複数の角度から味わえる稀有なシリーズ。まずは配信サービスで1話だけ試してみてください。






